看板直撃弾から見る。WBC大谷翔平×Salesforceの宣伝効果

世界的な盛り上がりを見せているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
日本代表も歴代最強チームの触れ込みに違わぬ実力を見せ、
ここまで全勝で準決勝進出を決める活躍でお茶の間を賑わせてくれています。
実力者揃いの選手の中でも、大谷翔平選手の話題性は群を抜いていると言えるでしょう。
アマプラで中国選を見ていた筆者ですが、イニング間のCMがほぼ大谷翔平選手であることに
驚きを隠せませんでした。
この記事を見ている方は、マーケティング担当者や事業責任者など、
宣伝広告という分野に興味をお持ちかと思います。
本日は、WBCの大谷翔平選手の活躍によって、大きく認知を伸ばしたであろう
SalesforceのCM宣伝効果についてまとめてみたいと思います。
自社でもすぐにできるかもしれない情報もまとめておりますので
是非最後までご覧いただけますと幸いです。
Contents
Googleトレンドで見る、大谷効果
3月12日(日)、オーストラリアとの一戦。
初回、大谷翔平選手は、自身が出演するSalesforceのCMスクリーンに
直撃する特大3ランホームランを放ちます。
打球があたったスクリーンは破損し、
その映像は試合後、何度もTVで放送をされました。
この時、Salesforceのロゴもしっかりと移っており、
多くの視聴者がSalesforcesという企業を認知したことでしょう。
その証拠がGoogleトレンドに表れています。
オーストラリア戦の3月12日、Googleで”Salesforce”が
ここ1年間で最も検索されていることが分かります。
BtoB企業であるSalesforceは、顕著に土日の検索数は下がり
平日は50前後を推移するような波形でした。
が、WBCが始まると、平均70ポイントまで数値を伸ばし、
12日には最高となる100ポイントにまで達しております。
大谷翔平選手の効果で2倍以上、認知獲得効率が上がったと言えます。
※Googleトレンドは、割合を見るツールで数量を測定することはできません。
Salesforceはどの程度費用をかけているのか?
大谷翔平選手のスポンサー契約料金は、年間3億円とも言われております。
Salesforceの契約内容が分からないので、なんとも言えませんが、
WBC期間中だけの契約であっても÷12程度、
数千万円という巨額の費用はかかっていると推測されます。
費用対効果は出ているのか?
費用対効果についても、この検索行動によって
何件CVが取れ、商談でき成約にまで至ったのかが
わからないので、正確に測定することはできません。
ただ、これまでMAツールというものを知らなかった人が、
Salesforceという存在を知りました。
そして、自社でMAツールの導入を検討する機会が出てきたら、
「あ、そういえば大谷選手の~」と思い出して、問合せをしてみようかな、と思うことでしょう。
Salesforceとセールフォース
ロゴなどでは、英語表記をされていますが、
バックネット裏の看板には、
カタカナで「セールスフォース」と表示がされていました。
これも検索行動として、誰でも検索がしやすいように
カタカナ表記としていると推測されます。
以前は、すべて英語表記で表示されていましたが、
掲載場所によって表記を変えているのも
マーケティングの一つと言えるでしょう。
表記のレギュレーションはこれだから、
どこでも載せる時はこれ!
と決めつけるのではなく、場所や見る人たちの属性によって
柔軟に変化を付けていくこともマーケティングではとても大切です。
自社のマーケティング施策でもマネできるのか?
ここまで読んでいただいた方は、タレント起用で
認知活動に効果が出るという事は改めて理解していただけたと思います。
ですが、そんな高額費用は出せないし、
自社では活用できないと思われた方も多いと思います。
結論、すべての企業が数千万かけた
宣伝活動をするべきではないと言い切れます。
うまく行くかもしれないし、うまく行かないかもしれません。
起用タレント、訴求文言、配信媒体、ターゲティング、etc……。
マーケティング効果を図るのは、ファクターが多すぎて必勝法というものは存在しません。
では、どうすればいいのか?
スモールスタートできる、サービスを利用すればいいのです。
タレントサブスクと呼ばれる、少額且つ、
定額制でコストが分割できるサービスが存在しています。
竹中直人の経済番組に格安で出演できるサービス!
2023年、経済報道TVというメディアで、
竹中直人さんが所長を務める「課題解決カンパニー」という
番組がスタートしたことはご存知でしょうか?
本番組は「企業の知られていないすごい所を世に発信する」
という番組コンセプトを元に、所長の竹中直人さんが番組で企業を紹介する内容となっています。
事業に対する想いを竹中直人さんと対談という形で発信でき、
その出演映像や画像を自社のプロモーションにもフル活用できるサービスです。
ただ、どの企業でも出演できるというわけではございません。
出演企業は限定60社且つ、出演には考査が入ります。
費用対効果が出るか心配という方には、コンサルティングの元
無料で費用対効果の測定も行わせていただきます。
少しでも気になった方は、資料ダウンロードか無料相談のご連絡くださいませ。
皆様のマーケティング活動に微力ながらお力添えできますと幸いです。
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