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動画制作コラム

【アニメ・漫画に学ぶ】感情を揺さぶる動画・映像の構成とは!?

好きなアニメ・漫画は、「呪術廻戦」「トラどら」の西山です。

動画・映像制作で最も大切なことは、目的(ゴール)ですが、動画・映像単体に目をやると“構成・ストーリー”が何よりも大切です。

つまり、視聴者の感情をどうやって揺さぶっていくのかが、動画マーケティングのHOW(手法)としては、とても重要と言えます。

今回は、誰しも一度は感情を揺さぶられたことがあるであろうアニメ・漫画作品を引き合いに出して、視聴者・読者の感情をどのようにして動かしているのかを一緒に見ていけたらと思っております。

ポケモンの動画の話

突然ですが皆さんは、最近アニメ・漫画を見て感動したことはありますか?

私は昨年YoutubeにUPされたポケットモンスターのスペシャルミュージックビデオを見た時、エモさに心が震えました。

※こちらは、ムビハピが作った動画・映像ではありません(笑)

音楽も大好きということもあり、楽曲の良さから心が揺さぶられたという見方もできます。
※BUMP OF CHICKENのツアーがあると、必ず遠征してでも参加するくらいの大ファンです。

しかし、それだけではないと言い切れます。
楽曲以外に私の心を揺さぶってきたもの、それは何かと言うとポケモンというコンテンツと過ごしてきた年月にあります。

ポケモンを初めてプレイしたのが4歳の時でそこから20歳くらい。(世代で言うとグリーン、レッド版〜ブラックホワイト版まで)

それでもシリーズ歴代の主人公、チャンピオンやジムリーダー、ライバル、悪の組織のボス、伝説のポケモンたちが出てきて、2分31秒という決して長くはない時間の中に大量の情報がありつつも、自分の29年の人生のうちの16年という長い期間にわたり、ポケモンのゲームををプレイしてきて、ゲームを離れた後もLINEスタンプや、CMなどキャラクターはどこかで必ず目にしてきたこともあり、これまでの人生をポケモンで表現されているような気分になりました。

実はこの動画、冒頭から出てくる男の子と女の子が主人公なのですが、ポケモンのゲームの世界と主人公の世界は区切られており、さまざまなアニメ・漫画が評価され人気を博しているのは、広く知られていることと思います。

そういったアニメや漫画は、非常に優れた構成が組まれているからこそ見た人の心を動かすことができると、ムビハピで仕事をするようになって感じることが多くなったので、今回のテーマを執筆するに至りました。

評価されるアニメや漫画のポイント

世間的に面白いと評価されるアニメや漫画に共通するポイントは、下記の4点だと私は考えています。

①ストーリーが面白い

当たり前ではありますが、世界観や設定に特徴があったりすると一気に引き込まれていきます(ただし全体を通しての一貫性が重要)。ここに伏線があり話の読めない展開が繰り広げられると、とても良いです(考察が捗る)。逆に話の中身が難しすぎて難解なものはNGと考えます。

例)北斗の拳
→第三次世界大戦の全面核戦争による荒廃した暴力が支配する世界に現れた、北斗神拳を使う男が救世主となる物語 

②キャラクターが魅力的

強い、かっこいい、かわいいなどの他に過去にこんな体験をしていたなど、キャラクターのバックボーンや経歴があると面白味がとても増します。

例)スラムダンク:桜木花道
→バスケットボール漫画でも主人公は初心者で不良。でも根は繊細で真面目。身体能力すごい。

③名シーンがある

かっこいいバトルシーン、泣けるシーンなど、物語の要所で印象に残っている部分がある。

例)明日のジョー
→「燃え尽きたぜ…真っ白にな…」(リングコーナーでうなだれる矢吹丈)

④セリフや音が耳に残る

③の名シーンと被る部分がありますが、印象に残っている名言・セリフがある。 効果音や主題歌も同様です。

例)ワンピース=「海賊王に俺はなる!」「どんっ!」

世の中で読者・視聴者に支持される作品には、このようなポイントが含まれていると言えます。

漫画の構成

私は、構成とは「ストーリーや世界観の設定に合わせて、大目標(結末)の達成に向けてキャラクターを動かすこと」だと考えております。

その構成を組むことの“副産物”として名ゼリフが生まれたり、音楽が組み合わさることでより印象に残りやすくなるのです。

キャラクターを動かすというのは行動の部分もそうですが、過去の深掘りを行い、感情の変化をしっかり表現し、そのバックボーンに基づいた動きをさせるということにあります。

例えば、とても家族思いで心優しい少年という設定の「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の大目標は、家族を皆殺しにして妹を鬼にした宿敵の鬼舞辻無惨を打ち倒すことにあります。

ただ炭治郎の行動原理は、妹の禰豆子を元の人間に戻すためであり、復讐ではないのです。
むしろ鬼に対しても非常になりきれないという面まであります。

頑張り屋さんという反面、努力しても努力しても大切な人を守れない、自分の弱さに打ちひしがれるといった部分もあります。

心優しいという設定が生かされていたり、努力しても100%望みが叶うわけではないという、とてもリアルで感情も人間らしいと思いませんか?

その人間らしさ(リアルさ)が共感を生み没入感につながることで、感動する漫画・アニメといわれるに至るのです。

企業動画・映像の構成

ここまでアニメ・漫画をベースに話をしてきましたが、現実での話をしてみましょう。

例として、過去を全く知らない他人の結婚式では泣けないけど、友達の結婚式を見たら泣けるというのは、友達との思い出や過去があるからですよね。

構成とは、共感を生むために非常に重要で、ただ単に結果を伝えるだけでは不十分ということを

ご認識いただけましたでしょうか。

会社紹介の動画を見てもらうにも、会社の歴史を知らない人に向けて「年商100億円です」と伝えるよりも、「過去にこんな苦労があって、課題や難問も山積みだったけど社員一人一人の頑張りによって年商100億円に到達しました」。と、伝えた方が共感できますよね?

ムビハピの動画・映像制作

ムビハピはそういった「企業の魅力を引き出して、見た人に共感してもらいさらに行動を喚起する」ことを得意としております。

上記の例のように、身内に受ける(感情を動かす)だけでなく、ターゲットを絞り、狙った行動をさせる動画・映像制作も勿論得意です。

動画・映像の制作実績を見る

企業視点ではなく、第三者から見て魅力を感じてもらうということができるのです。
ぜひ、視聴者の「心を燃やす」ような魅力的な構成をご希望の方はご依頼ください!

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