長くお付き合いができる動画・映像制作会社の特徴とは?見極めるポイントは人件費
「前回作った動画は良かったのに、今回の動画はいまいちだった」
「やり取りが煩雑だったから、また一から制作会社を探さなくちゃいけないけど、もう会社選びに手間をかけたくない!」と、お困りのそこのあなた!
長期的なお付き合いを前提とした動画・映像制作会社選び方の見極め方があるのをご存じですか?
見積もりをもらった段階やその前の段階で、あるポイントを抑えれば長期的なお付き合いができる動画・映像制作会社を見つけることができるんです!
ポイントは、人件費です!
それでは、どのポイントを抑えればいいのかをご理解いただき、今後の制作会社選びの参考にしてください。
Contents
動画・映像制作の見積もり構成要素について
動画・映像制作会社選びについて言及する前に、なぜ会社ごとに見積もり金額に差があるのか?ということを知っておく必要があります。
そもそも、動画・映像制作の費用は大きく分類すると以下の3項目に分けられます。
・人件費:制作スタッフやキャストの費用
・諸経費:機材やスタジオのレンタル代、車両など
最初の見積もり段階で、すでに高額な機材やスタジオを使用することがわかっているのであれば別ですが、大抵の場合、最も費用がかさむのが“人件費”です。
この人件費をどう減らすかによって、会社ごとの見積もりに大きな差が生まれているのです。
もう少し詳しく見ていくために、動画制作の工程に沿ってご説明いたします。
動画・映像制作の工程別、見積りチェックポイント
1.打ち合わせ(キックオフMTG)
クライアントと動画制作者の間でイメージを共有する大切な作業です。
実際に制作担当するディレクターも同席をして、動画の内容やスケジュールなどのすり合わせを行います。
打ち合わせを行う前までに、ディレクターはクライアントの業界などを事前リサーチし、必要であればストーリーボードなどを作成をすることもあります。
しかし、ディレクターの事前作業は会社によっても考え方がまちまちで、見積もり金額を減らすためにも事前作業を極力無くして、クライアントとの打ち合わせで初めて内容を把握する、というケースもあるので人件費に多少の差が生じます。
2.企画や台本の作成
企画や台本は「だれに向けて作るのか」「動画を見た人が何を得られるか」などを常に考えながら作成していきます。
建物で例えるなら、企画=動画の基礎、台本=動画の設計図のようなもので、ディレクターは、これまでの経験や知識を生かしながら、組み立てては作り直してという試行錯誤を何度も繰り返して、クライアントに最も適した企画や台本を作り上げます。
決して時間をかければいいものができるというわけでもありませんが、この段階で作成した企画や台本が、今後の制作工程や成果物に大きく影響するため、ディレクターとしてもできるだけ時間を割きたいところです。
ここも人件費が主になりますが、オーダーメイドで動画を制作するとなれば、かなりの時間がかかります。
しかし、制作会社によっては、すでに台本の既成フォーマットを用意していたり、過去の依頼で作成した台本を使い回したりすることで時間の削減がはかれるため、この工程においても制作会社によって価格の差が生じやすいです。
3.撮影
撮影場所の確保や、スタッフ、機材の手配などを事前に行い、撮影当日は段取りに従って撮影します。
撮影においては人件費だけでなく、機材やスタジオレンタル代、車両費といった多くの諸経費が発生します。
スタジオ代や車両費は、どのような動画内容にするかによっても変わってきますので一概には言えませんが、人件費に関しては、制作会社にカメラマンが在籍しているかいないかでコストは大きく変動します。制作会社が外部のカメラマンに委託している場合は、どうしても価格が高くなる傾向があり、それが価格差となります。
4.編集
編集作業は動画制作にとっての要であり、時間をかけてじっくり行う必要があります。
理想的な進め方としては、編集作業は一気に行わず、まずは仮編集の段階でクライアントに見せ、方向性を確認・共有しながら本編集の作業を進めていきます。
クライアントが確認できる回数が多ければ多いほど、要望にお応えする機会が増えるため、その度に人件費が発生します。
そもそも、クリエイティブな動画制作には、どこまでやっても「答え」がありません。
そのため、クライアントとの距離の置き方も制作会社ごとに様々で、コスト削減のためにあえてクライアントが確認できる回数や対応範囲を制限するなどして価格を抑えている、という会社も少なからず存在します。
また、制作会社によっては編集クリエーターを外部委託しているところもあり、そういった会社は、社内の利益を確保するためにも、できるだけ確認回数を減らしたいという心理が働きます。
それらが、見積もりにも価格差として大きく反映されるのです。
>5.納品
本編集が終了したら納品です。
依頼次第では、完成データを納品するだけではなく、必要であればアーカイブを作成したりコーディングしたり、クライアントの要望に応える場合もあります。
上記のように、納品形態が複数になっていくと必然的にコストが上がっていってしまいます。自社でできる作業はないか?本当に必要な作業なのかなど含めて精査していく必要があります。
以上が、制作工程に沿った見積もり金額の主な違いです。
さらにここからは「動画の質」に関してですが、実は動画制作会社は、会社によって質の基準をどこに設定しているのかが異なります。
ムビハピの見積もりについて
弊社の場合だと、元テレビディレクターが制作する、ということを前提としており、必然的にテレビで放送しても恥ずかしくないクオリティーを担保できるよう制作しています。
その他にも、プロモーションビデオに特化していたり、社内用動画に特化していたりと、制作会社ごとに強みとしている動画が異なるように、それに応じて質の基準をどこに設定するのかも差が生まれ、それが制作工程や人件費に影響し、見積もりの金額差となって現れているのです。
長期的な付き合いができる動画・映像制作会社を選ぶポイント
それでは最後に、見積もり段階でどこを見極めれば、長期的なお付き合いができる動画・映像制作会社を選べるのか?について、ズバリお答えします。
それは「制作工程の全てを自社リソースで対応できる会社かどうか」です。
実は動画・映像制作会社と一言でくくっても、全て自社内リのソースで対応できる会社と、制作工程の一部しか対応できず外部委託に頼っている会社の2つに分けられます。
社内リソースで対応できる会社は、常に社内で動画・映像制作を行っているため、コストや質においても安定化させやすい利点がありますが、外部委託で制作を行っている会社の場合は、毎回同じ委託先が受けてくれるとは限らないため、一時的にはコストを抑えられたとしても、安定的なコストと質を担保しづらい傾向があります。
一見、高い見積もりが出て来たとしても、それが内製なのか、外注なのかを確認してみるといいでしょう。
ぜひ動画制作選びの参考にしてみてください。
ムビハピとは?
弊社ムビハピは、動画を作ってどんな目的を達成したいのかを徹底的にヒアリングし、コンサルタントがそれぞれの企業にマッチする動画制作のプランをご案内いたします。
また、企画構成や撮影、編集といった制作工程の全てを社内リソースで対応可能でございますので、常に安定したコストとクオリティーをご提供いたします。
ぜひ一度無料相談にお問い合わせください。
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