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動画制作コラム

【動画制作会社は高い!?】CM制作工程で学ぶ、外注と内製化のメリット・デメリット

動画制作と一言で言っても、TV CM、WEB CM、採用動画、研修動画と種類は多岐にわたります。
しかし、どの動画であったとしても、はじめて動画制作会社へ見積りを取った時の第一印象は同じではないでしょうか。

 
「高ッ!」ですよね。笑

 
この高い見積りの理由として一般的に、下記のようなモノが挙げられると思います。

・得意領域に合わせて、会社を選ぶことが可能
・クオリティが担保できる
・社内スタッフの工数を抑えることが可能

 
そうです、外注することでその道のプロの人的リソース(人件費)を得ることができるということです。
しかし、これは表面的なモノで、本質的な部分で言うと「動画を制作する目的を一緒に達成する(リスクを一緒に背負ってくれる)パートナーを得ることができる」という部分がとても大きいと感じています。

 
動画制作会社は何より評判が大切です。
一度の失敗(ミス)が業績に大きなインパクトを与えてしまうからです。
そのリスクがある分、どんな案件であってもコミットすることに心血を注ぎます。

 
とは言え、その責任料金以外の部分も気になる!という方に向けて昨今、企業が動画を活発に使うようになった背景から、動画制作工程を見て、動画制作会社へ発注するメリット・デメリットをまとめさせていただきました!
是非、最後までご覧ください。

 

企業が動画を活発に使うようになった背景

新型コロナウィルスが蔓延してから早2年。
リモートワークやオンライン授業の導入等、我々の生活環境は大きく変わりました。
生活環境が変わったことで、ビジネスのあり方も変わり、会議や商談もzoomやGoogle meet等を使用したオンラインに切り替わりました。
このオンラインに切り替わったことでのメリット、デメリットは各々、肌感覚で味わっていると思います。

 
その一例を挙げてみると下記のようなことではないでしょうか。

オンラインに切り替わったメリット
① 移動時間の減少
② 商談の効率化
③ 見込み客から実際の商談の実施段階までの期間短縮
④ 悪天候・遠隔地でも商談可能に
⑤ ノウハウの蓄積や教育への活用ができる

 

オンラインに切り替わったデメリット
① インターネット回線の状況に影響される
② 実物を見せられない
③ 顧客の心理的なハードルも影響

 
特に「デメリット②:実物を見せられない」が問題でした。
実物を見せながらの商談というのはこれまで対面での営業においては基本でしたが、オンラインに切り替わったことでそれが難しくなりました。

 
そこで現在、多くの企業で取り組んでいるのが動画を使用した商談になります。
実際に商談中に動画を見せることや、アポイントの前に動画をクライアントへ送付して、商品への理解を深めてもらうことが可能になります。

 
しかし、動画制作は決して安価なものではありません。
金額の幅は安いもので10万円〜、高いもので1000万〜と金額の幅はかなり大きいです。
金額の幅の理由はクオリティですが、そのクオリティを求めれば求める程、金額は大きくなります。
そこで最近では自社で動画制作を内製化して、YouTubeチャンネルやTikTokを活用する等して、販売促進活動をされる企業も増えています。

 
本記事では企業が動画制作を外注する理由、内製化する理由を追求し、さらにそのメリットやデメリットを解説します。
今後の動画マーケティングの参考になればと考えています。

 

動画制作を外注する理由、内製化する理由

そもそも動画制作を外注する理由はどういうところにあるのでしょうか。
様々な理由があると思いますが、その1番はクオリティです。
その道のプロが制作をしているので、必然と内製化して制作するよりも、クオリティの良いものを制作することが可能です。
しかし、1番懸念されるのがコスト面です。

 
それではなぜ動画制作とは高額なのでしょうか。
そこには動画制作の工程や、それに掛かる経費にあります。
 

動画制作の発注から受注までの工程
① 企画案の作成に伴う人件費
② 演出家(ディレクター)の人件費
③ 出演者の出演費
④ 撮影カメラマンや照明技師、美術デザイナー、ヘアメイク、スタイリストの人件費
⑤ 機材や美術のレンタル費
⑥ スタジオ(ロケ場所)のレンタル費
⑦ 撮影にかかる消耗品や電気代、食事代等の雑費
⑧ 編集、MAに伴う人件費
⑨ 制作会社の進行・管理費に伴う人件費

 
上記をご覧いただければ、分かると思いますが、人件費にかかる費用が多いのが分かると思います。

 
過去に私が担当をした30秒のWEB-CMがあるのですが、そこにかかった経費は下記のようなイメージでした。
 

企画案の作成に伴う人件費 15万円
演出家(ディレクター)の人件費 40万円
出演者の出演費 20万円
撮影スタッフの人件費 120万円
機材や美術のレンタル費 80万円
スタジオ(ロケ場所)のレンタル費 50万円
撮影にかかる消耗品や電気代、食事代等の雑費 15万円
編集、MAに伴う人件費 40万円
制作会社の進行・管理費に伴う人件費 120万円
合計500万円

 
あくまでこれは一例ですが、有名でなくても出演者がいるWEB-CMを動画制作会社に依頼をすると、このくらいの予算が必要になります。
そしてその大半が人件費を占めているのがわかります。
内製化の場合、例えば出演者を自社の社員にして、撮影に使用するカメラや照明を自分たちで用意をすれば、この人件費の部分は大幅に削減出来るかもしれません。

 
しかし、実際に企業用の動画で使用されているカメラや照明はもちろんプロが使用する機材ですので、一般の人が扱うには慣れるまでにかなりの日数を要すると思います。
またiPhoneやデジタルカメラで収録した素材と比べると、見た目のクオリティに大きな差が生まれるのも事実です。

 
次は、動画制作会社に依頼をするメリット、デメリットを説明していきたいと思います。

 

動画制作を外注と内製化、それぞれのメリット・デメリット

自社で動画制作を行う場合と外注で動画制作を発注する場合とではそれぞれメリット、デメリットが発生します。

 
例えば以下のようなポイントです。

自社で動画制作を行う場合

メリット
・比較的低コストで制作することが可能
・社内でコミュニケーションで制作を行うため、納品までがスピーディ
・スケジュール調整が柔軟に出来る

 

デメリット
・クオリティの担保が難しい
・編集ツールや撮影機材を準備する必要がある。
・社内スタッフの工数が増える

 

動画制作を外注する場合

メリット
・得意領域に合わせて、会社を選ぶことが可能
・クオリティの担保
・社内スタッフの工数を抑えることが可能

 

デメリット
・予算がかかる
・コミュニケーションが発生するので、意思疎通が大変。
・スケジュールの調整が大変

 
動画制作を自社で行う場合と外注する場合ではそれぞれメリットとデメリットが発生します。
大きなところではコスト的な部分とクオリティ的な部分だと思います。
動画制作は高額なものであることに変わりはありませんので、コストを掛けて制作して、費用対効果を確実に保証するものでもありません。

 
しかし、制作した動画が世の中に出るということを考えると、自社制作のクオリティのもので良いのかという部分も考えるポイントの一つだと思います。
自社のホームページに載せる動画はしっかりとクオリティの良いものを載せた方がクライアント企業からの印象は良いと思います。
もしくは制作をするコンテンツを自社で制作するか、外注するか、定義を使い分けるのも良いかもしれません。
企業のPR活動は動画だけではありません。

 
良い動画を制作しただけではモノが広まるということには繋がりませんので、動画を活用したPR活動そのものが大切です。
動画はあくまでも様々な販売促進活動の1つですので、外注する場合は予算を考えた上で、発注するのが良いと思います。
また社内報やTikTok、YouTubeチャンネル動画は自社で制作する等の施策を立てて、コンテンツを定期的に発信していくことも良いかもしれません。

 

まとめ

動画制作を外注する場合、目的とゴールを見える化し、どのような動画を制作したいかを制作会社に伝えることが重要です。その上で、その目的を達成する為に使える金額を予算として提示してみましょう。
その金額の中でできることを提案してもらえるでしょう。
目的とゴール次第では、動画制作をしない方が良い!といったアドバイスをもらえるかもしれません!
相談するのはタダですので、悩みがございましたらお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

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