【編集ソフトランキング】動画制作のプロが選ぶ!おすすめ映像編集ソフト6選【2022年11月】
「映像編集をするには、どのソフトがいいんだろう?
たくさんあるけど、違いがよく分からないし、自分に向いているのはどれ!?」
映像に興味を持って一歩を踏み出そう!という時に、こんな悩みで困ってしまって結局頓挫してしまう。
これはもったいない!
ということで、今回は、星の数ほど…はない【様々な映像編集ソフト】について書いていきます!
プロが実際に現場で使用しているものの中から厳選に厳選を重ねた珠玉のソフト6選となっております!!!
Contents
プロが使っているソフトはこれだ!
1.Adobe / Premiere Pro
企業や学校、個人と問わず現在多くのユーザーがいる編集ソフト。
特徴としては同社の他ソフトとの連携がスムーズに行える。これは相当強いです。
具体的には Adobe After EffectsやPhotoshop、Illustrator、Auditionなどですね。
CGやモーショングラフィックスといった高度な映像はAfter Effectsで。
華やかで高品質なテロップをPhotshopで作り…それらをまとめて1つの映像に整えるのをPremiereで!といった形になります。
もちろんPremiere Proだけでも十二分にクオリティの高い映像は作れますが、ここの強みを活かさないのはもったいない!
せっかくならマルっと全部使うとより良いですね。
大きな難点としては、”サブスク制しかないこと”ですね……。
お金がかかり続けてしまうのは痛手です。
しかしながら、その値段をかけてでも使うメリットがたっぷりある、かなり良いソフトです。
プロが実際の現場で使用しているソフトなので、機能が充実している。
【デメリット】
サブスクリプション形式での課金ソフトなので、半永久的にコストがかかってしまう。
【金額】
28,776 円/年(2,398 円/月相当・税込)
2.Apple / Final Cut Pro
Premiere Proの台頭でややユーザー数が減った印象ですが、まだまだ世界的に根強い人気を誇るソフトです。
TVディレクターは、この編集ソフトを使っている方が多いイメージがあります。
有名Youtuber HIKAKINさんもFinal Cut Proを使っていることでも知られていますよね。
TV業界では、ディレクターさんのカット編集(切って貼って、指定の尺に収める)で主に用いられているようですが、値段相応の高機能を備えており、プロフェッショナルとして映像を作るには申し分ない性能を持っています。
MAC OS専用ソフトなためWindows OSでは使えないのが難点ですかね〜。
とはいえ、痒い所に手が届く、優秀な映像編集ソフトになります。MACを使っている人はとりあえずコレ!でも良いんじゃないかな?
金額に見合った、動画制作で必要な機能がついている
【デメリット】
Windows OSでは使用ができない。
【金額】
38,600 円 (税込) ※買い切り
3.Grass Valley / EDIUS
筆者が長く使っていた愛着のあるソフトです。
ニュース・報道番組のような速報性の高い場所でよく使われていますね。
こちらのEDIUSのいいところは、とにかくシンプル!
UIが分かりやすいので何となく触ってみるだけでも慣れやすく、やりたいことを速く実現するにはもってこいなソフトかな?と思います。編集速度はピカイチ!
あとは多くのファイル形式に対応しているのもEDIUSの特徴と言えますね。
せっかく撮影した映像素材を取り込めない!という地獄みたいなことが起こりにくいのはありがたいです。
シンプルめな映像をサクサク作りたい!という方に勧めるならこれかな、と思います。
こちらの難点は先ほどと打って変わって使えるのがWindows OSのみ!というところでしょうか。
ちなみにこちらのEDIUSは、開発を全て日本国内で日本人がやっています。
国内製ということもユーザーとしてのとっつきやすさに繋がっている感じがします。
日本で開発されたソフトなので、日本人にとって操作がしやすく作られており、直観的に作業を進めていける。
【デメリット】
Mac OSでは使用ができない。
【金額】
65,780 円 (税込) ※買い切り)
4.Blackmagic Design / DaVinci Resolve
カラーグレーディング(色調演出)に特化したソフト。
色味だけに特化しているかと思いきや!昨今では、カット編集や加工、音編集までこれ1つで完結出来る優れものに進化してきています!
映像編集全てが出来るよう、力を入れるようになって使い勝手のいいソフトへと進化してきています。
そしてそして!こちらのDaVinci、有料版とそんなに機能差がない無料版があります!!!
これはとんでもなくヤバい!非常にありがたい!
とにかくユーザーファーストなソフトなので、上記の無料版もさる事ながら、アップデートにもお金がかからない!という破格中の破格!!!
惜しいところを強いて言うなら、加工系のエフェクト処理は他のソフトよりもやや弱点かもしれません。
使いこなせばまあ何とでもなるでしょうが…もう一声!といったところでしょうか?
安価でハイクオリティ!という良いとこだらけの超有料ソフトです!
映像制作で必要な機能がすべて詰め込まれている。
無料版でも動画制作に必要な機能が含まれている。
【デメリット】
エフェクト系がやや弱い
【金額】
44,980 円 (税込) ※買い切り)
5.Avid / Media Composer
映画やドラマの現場で広く使われている印象です。
大手専門学校で導入されているという話も聞いたことがあります。
こちらのソフトは「歴史の長いプロ用のソフト」といったところでしょうか。
0から始める!という方には少し難しいところがあるかもしれません。
しかしながら!こちらのソフト、風の噂ですが「慣れると一番早い」と耳にしたことがあります。
それもそのはず。
映像編集を生業にする人間の「こうして欲しい!」を着実にこなしてくれるためです。
こちらの要求することには必ず応えられる能力を持つため、使いこなすために自身のスキルアップが必須なソフトです!
そのスキルアップについてがやや困りどころでして、いかんせんプロ御用達な雰囲気もあるせいか、初級者用チュートリアルは少なめな印象です。
Media Composerの良いところは映像編集を経験している人なら「おぉ!すごい!」となるところが多々あるのですが、どうしても小難しい話になってしまうので割愛します…いいソフトなんですよ、これ。
このありがたみを知るためにもチャレンジしてみるのも良いかも!?
慣れてしまえば、最も作業がしやすい(早い)編集ソフトである。
【デメリット】
プロ御用達の編集ソフトなので、初心者向けではない。
サブスクリプション
【金額】
2,800 円 / 月 (税込み)
6.FlexClip
FlexClipはインストール不要でWebブラウザで動画編集を行えるソフトです。
基本的な動画編集機能以外、画面収録、再生速度調整、GIF書き出しなどの機能があります。
そして、6千以上テンプレートと4百万以上のオーディオ、動画、写真などの素材が備えられて、
数クリックとドラッグだけで、簡単にプロ動画を作成できます。
インストール不要でブラウザで動画編集ができる。
無料プランもあり始めやすいところもポイントです。
【デメリット】
–
【金額】
無料プラン $0(0円/月)
ベーシックプラン$5.99/月(779円/月)
プラスプラン $9.99/月(1,299円/月)
ビジネスプラン $19.99/月(2,599円/月)
で、結局どれがいいの?
お金の面で、少し金額がかかりますが、やはりAdobe Premiere Proが個人的にはオススメですね!
とにかくユーザー数が多いため、初心者向けから上級者向けまでチュートリアルが溢れています!
勉強できる環境が抜群に整っていることから、入りやすさがトップクラスです。
「でも、サブスク制だし、始めの一歩を踏み出すには、どうしてもキツい!」という方には
Davinci Resolveが次点でオススメでございます。
無料版が「ホントにこれ機能制限されてるの!?」というぐらいしっかり編集が出来る仕様となっておりますので、とっっっっっっってもオススメです!
統括で…どんでん返し!?
さて、ここまで書いておいて最後に全てをひっくり返すようなことをこれから申し上げます。
映像編集ソフトは、今回ピックアップしたもの以外にも優秀な使いやすいソフトはたくさんあります。
それらも加えて…
結局どれを使ってもいい映像は作れます!
今回取り上げたソフトはどれもプロ御用達の素晴らしいものばかり。
それぞれ得意不得意はあれど最後は作り手の知識や経験、培われたセンスにかかってきます。
志半ばでつまずいてしまい、もう自分じゃ無理だ!と諦めてしまう。個人の力ではどうしようもなくなった時。
そんな時はぜひ、我々映像制作のプロにお任せください。
映像に関することならば、必ず皆さんのお役に立てることをお約束いたします。
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