【採用・動画事例】Z世代を価値観から理解できる!正しい戦略の立て方
Z世代。メディアで語りだされ、期間も経ってきたので、
だいぶ聞きなれてきたのではないでしょうか?
今回は、改めてZ世代の価値観を理解し、
どのようなコミュニケーションを取って行けばいいのか。
新卒採用の対象となってくるZ世代の採用戦略について
お話していきたいと思います!
事業(業務)の魅力を伝えるのに必要なコンテンツ、
表現方法は何か、理解できる記事となっております。
是非、最後までご覧ください。
2. Z世代が就職において、大事にしている価値観がわかる
3. Z世代に向けた、効果的な採用活動の進め方がわかる
Z世代とは?
Z世代とは、社会人口を世代で区分した時に、1996年〜2012年生まれに該当する世代が “Z世代” と呼称されています。
物心がついたときからすでにデジタル技術が発達しており、インターネットやオンラインの世界に慣れ親しんでいます。
Webで情報収集をし、主なコミュニケーションはSNSで行うなど、ライフスタイルの中心にデジタル技術が存在しています。
Z世代の特徴
4つの消費行動から見るZ世代の特徴
Z世代の消費行動は、「体験商品」「メリハリ消費」「間違えたくない消費」「応援消費(イミ消費)」この4つのワードに分類することができます。特定の商品といった“モノ“ではなく、時間を共有するといった“体験“に価値を感じる傾向にあります。
また、年代的にも金銭的な余裕が少ない分、消費行動での間違いを極端に嫌い、その結果、事前の情報収集に時間をしっかりと割く傾向も見えています。
義務教育で、SDGsといった社会課題を学習する機会も多く、社会への貢献意識は強いことも特徴の一つと言えます。
「モノ消費」「コト消費」から、「イミ消費」にシフトしつつあり、ファンダムなるファン仲間達と、SNS上に“応援広告”なるものを発信したりと、自分自身だけではなく、他者や将来の自分にいい影響を与える消費に価値を感じている傾向にあります。
1.体験消費
旅行やイベントといった時間を共有する “コト” に価値を感じている。
2.メリハリ消費
自分が価値を感じるモノにお金と時間を投資する。それ以外は節約の対象。
3.間違えたくない消費
事前の情報収集に時間を費やす傾向にある。ビジュアルでわかる情報が好まれる。
4.応援消費(イミ消費)
社会や他者への貢献意識が強く、社会的・文化的な価値に共感してお金を使う傾向にある。
基本的に、SNSから情報を収集している
Z世代は基本的に、「Twitter」「YouTube」「Instagram」「Tiktok」から情報を集めています。
また、「詳細な情報が知りたいのか」「トレンドを知りたいのか」など、欲しい情報の種類によって、使用するSNSサービスを変える傾向にあります。
各サービスにつき、複数アカウントを所有しており、「学校の友人(リアアカ)」、「ネットでつながった友人(趣味アカ)」といったように、コミュニティ毎にアカウントを使い分けたり、情報のジャンルによって投稿する内容に変化を付けています。
また、SNSを日常から使いこなしテキストよりも画像・動画に触れる機会が多くなっている為、ビジュアルコミュニケーションをとても好む傾向も見て取れます。
SNSの使い分け
Twitter【詳細情報】
時事ネタや、美容・コスメ、ヲタ活 などのリアルな情報を仕入れるのに使われ、発信者は問わず誰の発信でも許容されます。
Youtube【How To】
メイクのやり方、ファッション・着こなし、音楽、やってみた・面白ネタ。
幅広い情報を仕入れるのに使われ、発信者は問わず、誰の発信でも許容されます。
Instagram【ビジュアル】
カフェ・食、お出かけスポット、ファッション、コスメなどの情報を仕入れるのに使われ、発信者は問わず、誰の発信でも許容されます。
Tiktok【トレンド】
音楽、食、フィルター(写真撮影に使用する)、動画の撮り方などのトレンド情報を仕入れるのに使われている。誰が発信しているかが重要視されます。
デジタルネイティブ世代は、共感性に富んでいる
スマホ・SNSがある環境が当たり前である彼らにとって、そのコミュニケーションの場で見られている自分≒“自分らしさ”と、考えているようです。
また、若者の野党離れという言葉を知っていますでしょうか?
これは、同調志向の強さから来るものと言われています。
若者には国会での野党の質疑応答が「自分達の地位をあげる為に、他人を下げるような発言をしている姿が、ダサい」と写っているようです。
共感性に富み、多様性を重んじているZ世代だからこそ、否定・批判は好まない傾向があるようです。
就職活動に関する価値観
企業選びで重視する点。「企業との相性」に関連する回答が3割超
2022年卒の学生を対象にしたアンケートによると、企業選びで最も重視する点は、「職種・仕事内容」が33.6%で最多。
同じように「人事や社員との相性」 「企業の雰囲気やカルチャー」「企業の理念に共感できるか」など、「企業との相性」を重視するという回答が3割超となっています。
「価値観の合う企業のほうが、モチベーション高く働けると思う」「1日の多くの時間を仕事に費やすことになるので、人間関係や職場の雰囲気は大切だと思う」といった声も。
SDGsの取り組みや社会貢献性、半数以上が「意識する」
就職活動で「SDGs」を意識する学生は、それらの取り組みから、「自身が誇りを持って働けるか」や「企業が中長期的に成長するか」を見極めようとしていると考えられます。
また、前述の「価値観・モチベーションの特徴」でも記載したように、『自分らしさというのは、同年代の目(周囲)が決める』という認識を強くもっています。その為、金銭面よりも自分がどういった理念の会社で、どのような社会貢献をできるか、ということを意識しています。
多様性を尊重し、同調志向が強いZ世代特有の表れ
「社会的意義のある役割を担いたいと考える」、「就職活動において、企業のSDGsに関する取り組みを意識する」など、 就職活動においても、Z世代特有の価値観があらわれているようです。
企業側にも、Z世代の特徴や価値観を尊重しながら、採用活動を展開していくことが求められています。
企業がやるべき採用活動の進め方
採用担当の約9割が、SDGsとの関連性を伝えることは「重要」と回答
SDGsの取り組みを意識する学生が多い中、企業側でもSDGsとの関連性を伝えることは重要視されているようです。
その理由として、「ブランディング効果が見込めるから」「求職者が企業のSDGsへの取り組みを重視していると思うから」といった回答が多く、他にも「自社の発展性を採用対象者に伝えることは、より良い採用活動と採用者の質の向上に繋がる」と回答。
一方で、約5割の企業が「十分な発信ができていない」と回答
「限られた選考活動の中で、SDGsに関する発信をするのが難しい」「伝え方・魅せ方が難しい」「SDGs発信の重要性を理解できている社員が少ない」など、伝えることの重要性は感じているものの、十分な発信ができていないという課題を抱えている企業も多いようです。
キーワードは、「共感」と「ビジュアルコミュニケーション」
ここまで、Z世代の特徴を説明してきましたが、特筆すべき点として挙げられるのが、
「共感(同調志向が強い)」「ビジュアルコミュニケーション(わかりやすい情報を好む)」この2点です。
企業理念や現場社員の働き方など、自分にフィットし、共感できる情報を求めています。
それらを齟齬なく理解してもらう為には、ビジュアルコミュニケーションが何より大切になります。
また、発信する企業側も、Z世代が求めている情報を伝えることはもちろん、SDGsの取り組みや社会貢献性など、わかりやすく伝えることが今後の採用活動において重要になってきます。
Z世代 = “選択”において、ストーリーや背景を重視する世代
自社に対する興味関心状況だけでなく、彼らのマインドシェアを把握し、自社と結び付けてどのようなストーリー・背景を発信していくべきかを考える
Z世代に向けて、企業が発信するべき情報の3つのポイント
・仕事内容やそこで得られるスキルをしっかりイメージさせる
・職場の雰囲気や現場社員の人柄を伝える
・SDGsの取り組みや社会貢献性などをわかりやすく発信する
Z世代が日常から触れてきている画像や動画などを使って発信し、共感を生むことができると会社への理解度や志望度は上がっていくと言えるでしょう。
Z世代に向けた効果的な採用動画の事例
採用動画事例①:化粧品業界×女性イメージの払拭、多様性をPRした採用動画
企業名:伊勢半グループ様
動画制作手法:密着ドキュメンタリー・インタビュー動画
動画の内容:
「化粧品会社は女性の仕事」というイメージの払拭のため入社1年目の男性社員に密着した動画。(1本目)
「あなたらしく働く」や「あるべきって、ないべき」など、伊勢半グループが掲げる多様性を尊重したメッセージを含めた会社紹介動画。(2本目)
採用動画事例②:医療機器・運送業界×イメージアップと社会貢献性をPRした動画
企業名:株式会社大藏様
動画制作手法:密着ドキュメンタリー動画
動画の内容:
医療機器のドライバー兼エンジニアの若者の採用応募を増やすため、実際の若手社員に密着した動画。
自身の仕事が日本の医療業界を支えているという社会貢献も同時にPRした動画。
採用動画事例③:インフラ業界×職種理解と社会貢献性をPRした動画
企業名:株式会社日水コン様
動画制作手法:密着ドキュメンタリー・インタビュー動画
動画の内容:
入社後の働くイメージや理解促進のため、若手社員2人に密着した動画。日水コンで働く理由とやりがいを語る。
また、地味で大変な仕事というイメージを払しょくし、日本のインフラを支えているという社会貢献度もPR。
まとめ
いかがでしたでしょうか?Z世代へのアプローチ方法として、動画は切っても切り離すことのできないモノとなってきています。参考動画を見て、制作期間や料金など気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください!
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