スタートアップ企業とベンチャー企業の違いとは?
突然ですが、「スタートアップ企業」と「ベンチャー企業」の違いについて説明ができまでしょうか?
何気なく使っている言葉かもですが、この二つの言葉には、
・社員の数が〇〇人だからこの会社はベンチャー企業
・売り上げが△△円未満だからスタートアップ企業
などという条件(定義)はありません。
そもそも、一般的に立ち上げて間もない企業を多くの人が
「ベンチャー企業」と呼称しますが、「ベンチャー企業」という言葉は
日本で生まれた言葉なので、外国だと意味が通じませんのでご注意ください。
では、「スタートアップ企業」と「ベンチャー企業」の違いはどういったもので
どう使い分ければいいのか?一緒に見ていってみましょう。
Contents
スタートアップは、イノベーション(ある物事の「新しい切り口」や「新しい活用法」)がある
「スタートアップ企業」は、消費者の慣習や生活を360度変えるような
「イノベーション」を追求し、イノベーションのきっかけとなる
プロダクトを出している企業が多いです。
そのため、既存の市場がないビジネスモデルを作る所からスタートになります。
だからこそ、そのビジネスが市場に求められれば、
社会全体に大きな影響をもたらし、
結果として急激な成長が可能になるのです。
※「スタートアップ企業」の代表としてはAirbnbやApple 等
新しいビジネスモデルを開拓するのがベンチャー企業
一方で「ベンチャー企業」は、大企業では行っていないような
独自のサービスを提供する新興企業です。
生活が一変するようなイノベーションではないですが、
“すでにある程度、市場で受け入れられている”モノ同士を組み合わせたり、
既存ビジネスのちょっとした困りごとを解決するといった
確信や実績があるビジネスをベースに展開しながら、安定した収益を図っていきます。
※国内にはなりますが、最近、勢いのある「ベンチャー企業」であれば、スマートキャンプ / ヤプリ / Peatix 等
EXIT(出口戦略)があるかないかも見極めのポイント
「スタートアップ企業」の場合、短期間でのイグジット(EXIT)の達成があります。
ここでいうイグジットとは、
例えば企業を急成長させる→価値を高める
→株を売却し利益を獲得→ファンドや創業メンバーの利益とする、等です。
※イグジットはIPO(株式公開)やM&A(バイアウト)の手法が一般的。
つまり、スタート時点から、企業の「売却」を念頭においてビジネスを始めるケースが多く、
長期的な経営という言うよりも短期的に急成長することが重要になるので、
即戦力になる優秀な人材で構成されることが多いという特徴もあります。
一方で「ベンチャー企業」も、IPOやM&Aをするケースもありますが、
ビジネス自体を成長させて、長期的な経営につなげていくという特徴が
「ベンチャー企業」にはあります。
【まとめ】スタートアップ企業とベンチャー企業の違い
【スタートアップ企業】
世の中にない革新的なアイデアで新たな価値を生み出し、社会全体にインパクトを与えられる企業。
【ベンチャー企業】
既存ビジネスを更に拡大させ、長期的な経営に取り組む。
自社PRの必要性
さて、ここまでの説明で「スタートアップ企業」と「ベンチャー企業」の
大きな違いは理解できたかと思いますが、
実は日本では、スタートアップ企業/ベンチャー企業をメインに情報を
取り扱うメディアが限られているのはご存知でしょうか?
その為、多くのスタートアップ企業/ベンチャー企業は
資金を調達するための”自社PR”についても考えていかなければいけません。
例えばスタートアップ企業の資金調達であれば、大きく分けた場合、
・投資家から出資してもらう
・金融機関から融資してもらう
の2つがありますが、
どの方法であれ”自社PR”は当然必須になります。
投資家も”人間”なので、経営陣や社員の顔が見えるだけで、
「信頼や期待度」が違ってきます。
事業や今後のビジョンを伝えるのも勿論大事ですが、
経営者の”考えや思い”を伝える事は同じくらい大事です。
では、どういう手段を選べば経営者の「正確に考えや思い」が
一番伝わるのでしょうか?
動画・映像で伝える
手段は色々とありますが、今回はその中でも
「動画での情報発信」について記述したいと思います。
まず動画の情報量ですが、
・1分間の動画から伝わる情報量
→文字換算で180万語
→Webページ換算で約3,600ページ分
になります。
そして、情報発信する人の「印象付け」も非常に重要です。
相手への印象決定に関する事で言えば、
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した法則で
「メラビアンの法則」がとても有名ですが
”人はどんな情報に基づいて印象が決定され伝達されるのか?”
いう検証で、
・視覚情報55% (しぐさ、見た目、表情 etc)
・聴覚情報38% (話す速さ、口調)
→合計93%
という割合になり、実は言語情報(言葉そのものの意味/内容)は
たったの7%しか伝達されません。
つまり、どんなに素晴らしい思いやビジョンを経営者が
HPで発信(この場合、記述)したとしても、
相手には7%しか経営者への印象が伝わっていないという事です。
※「メラビアンの法則」の詳細を知りたい方はGoogle検索して下さい。
そして動画には、
「視覚情報(映像)」
「聴覚情報(BGM/声)」
「言語情報(テロップ/話し声)」
が、すべて入っているので、
情報を伝える最も適した手段は「動画」が一番になるのです。
また、”伝達手段=動画”に関して言うと、
採用活動や営業活動でも全く同じ事が言えます。
・”企業の思い”を伝える
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