【Photoshop】空を置き換え！？最短3クリックで完結する画像処理機能が超便利&すごすぎる！

みなさんこんにちは！
テレビの編集でPhotoshopを10年以上使った私が、実際に使用して便利だったPhotoshop機能をご紹介していきます。

 
今回はその第一弾「空を置き換え」をご紹介！
思い出に写真を撮ったけど、見返してみるとあいにくの曇り空。
なんてこと良くありますよね。
私も編集している時に「天気悪いな〜晴れにでけへん？」と言われて、
 
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①静止画を書き出して
②Photoshopでビルや山を切り抜いて空を合成調整
③そしてそれをズームかパンかけて乗り切る……
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なんてことを何回もやってきました。
ただ空をキレイに合成するのは時間がかかるし、とても難しいんですよね。

 
そんな苦労を減らしてくれるだけでなく、とてもキレイに合成してくれる便利機能「空を置き換え」がPhotoshop2021から搭載されました。
それも最短3クリックで空が置き換わるという驚愕な手軽さです。
では使い方を解説していきます！

はじめに

今回はこちらの写真を使用して説明したいと思います。
結構曇ってますが、私もスマホで撮影をするとこんな感じになることが多いです。
実際に見た風景は、もっと色とりどりな気がしますので、少しでも近づけたいですね。
 

基本操作

操作１：画像をPhotoshopで開く

空の入れ替えたい画像をPhotoshopで開きます。

操作２：「空を置き換え」を選択

上のメニューバー「編集」→「空を置き換え」の順で選択

操作３：好きな空を選択して、オプションで色調整

空がそのままだったら合わない事が多いのでオプションで色を調整しましょう！

参考：Adobeページ

操作４：OKボタンクリックで、操作完了！

「OK」を押せば、基本的には完了になります！

操作５：細かく調整をする

もう少し調整したい時は、下のようなレイヤー構造になっているので、黄色いアイコンをダブルクリックして開いた「プロパティ」ウインドウで調整しましょう！

 
これで「空を置き換え」機能の解説は終わりです。

 
直感的に触れるので、実はこの説明見るより実際やった方が100倍簡単です！笑
是非やってみてください！

発展操作

これでも十分なのですが、ここまで読んでくれた方に
私的にこういう風景に役に立つんじゃないかと思える小技を１つご紹介します。
 

 
途中ホラーみたいになりますが、気にせずやりきってください！笑
すると下のような画像になります。

 

この違い、わかりますか？

 
小技使用後は右上の林の明暗差が減って、左下の黄緑の草・奥の山や川の色が綺麗に出ている気がしませんか？
この小技は軽い逆光とか明暗差がある時に効いてきます！
色調整でもできると思いますが、圧倒的に簡単&時短になるので是非お試しください！

おまけ

2022年4月にリリースされたPhotoshop 23.3では、
「空を置き換え」でのオブジェクトのエッジに沿った画質が向上したらしいです。
最新版を使えばよりキレイに合成されるんですね！

 
あと初期のプリセットでは少し雲の種類が少ないのですが、
Adobeから「空を置き換え」用のコレクションが無料で提供されています。
良い空が揃っていますし、初期には入っていない夜空や嵐もあるので
インストールすることをおすすめします！

 
Adobe公式 ダウンロードページ

最後に

季節によって雲の形も変わります。
それらも意識して合成する空画像を選んでみると違和感ない調整ができますよ！

 
最後まで読んでいただきありがとうございます！
無理だとは思いますが、この機能をPremiereにも搭載して欲しいなと思う田中がお送りしました。

 
加工している写真は「写真AC」さんからダウンロードさせてもらいました。
ACさん、いつもお世話になってます。